このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年中途入社

平山和美

訪問支援員・管理者
ひらやま・かずみ
30代で芸術を学ぶために渡米後、現地の画廊勤務やヨガ講師を経験する。家族を介護することになったため、40歳を目前に帰国。このことがきっかけで福祉の道を志す。福祉事業組合や福祉支援企業で発達障害児・者に対する個別指導及び支援に従事した後に、薫化舎の子会社であるハイブリッドクラブのオープニングスタッフとして参画し現在に至る。
訪問支援員・管理者/平山和美

母親の介護がきっかけで障害者支援の道へ。

私は30代の頃に、絵や陶芸を学ぶためにニューヨークに渡りました。そして、そのまま現地の画廊で働いたり、ヨガ講師をしたりしました。しかし、40歳前に母親が脳梗塞で倒れてしまい、日本に帰国しました。母親の介護を3年間続けたことが、私にとって大きな転機になりました。また、私が長く暮らしたアメリカに比べ、日本の福祉や生きづらさを抱える人たちへの理解の低さを実感したことも、自分の生き方を考え直すきっかけになりました。
その経験から、障害者や高齢者の自立支援に関心を持つようになりました。福祉事業組合や福祉支援企業に就職し、発達障害を持つ方に対する個別指導・支援を行ってきました。その後、薫化舎グループの理念に基づいた福祉サービスを担う薫化舎ハイブリッドクラブに従事することになりました。

訪問介護業務と管理者業務を兼任しています。

入社以来、訪問支援業務を行っています。利用者様の自宅に伺って、身体介護や生活援助などを行っています。利用者様のニーズや状況に応じて、最適な支援方法を考えて実行するのが主な仕事ですね。利用者様は発達障害や知的障害などを持っている方も多く、決まったマニュアルに沿った業務を行うのではなく、その場に応じた柔軟で多様な支援が必要です。
現場では利用者様と直接係ることで本当に必要としている支援、困りごとが明確になります。支援をすることで個々の生活が改善され、心身が落ち着かれていくとやりがいを感じます。
また、大阪市の障害者のセンターで月二回程ヨガの指導をしています。心身のバランスを整える為の呼吸法、緊張を解き放す方法、体の動かし方を教えています。管理者としては社長をはじめとする経営陣と現場の橋渡し、スタッフのモチベーションやスキルアップをサポートさせていただいています。

利用者様一人ひとりの変化を見られるのが、やりがいです。

この仕事のやりがいや喜びは、利用者様一人ひとりの言動や生活状態が支援者の協力のもとによって変わってきていると感じる時です。
利用者様はみなさんそれぞれに困難や課題も抱えています。私たちはその困難や課題を一緒に解決していくことで、利用者様の自立に向けてサポートしています。その過程で、利用者様が少しずつ変化していく姿を見ることができます。
例えば、他府県から来られて全面的に支援している利用者様。最初は自傷行動などがありましたが、スタッフ、それぞれが情報共有することで本人が一歩づつ前に進んでいけることを目の当たりに見るとうれしく思います。
また、ASD ADHDの診断がある発達障害の診断がある女性の場合は某有名な大学を卒業し就職したものの特性が浮き彫りになり、失敗、挫折を何度も繰り返し、引きこもり生活をされています。強い脅迫、こだわりが強いので整理整頓にも時間がかかりますが今では自分自身の特性を理解し、オンラインで出来る事を模索しながら自分らしい生活ができるよう努力されています。

これからも、一人でも多くの利用者様の自立支援をしたい。

私はこれからも、一人でも多くの利用者様が自立に向けて安定した生活、精神的にもバランスがとれるよう支援をしたいと思っています。
私は日本だけでなく海外でも長く暮らしましたが、日本はまだまだ障害者に対する理解や受容が足りないと感じます。今から何十年も前から障害者も一人で学校に通ったり、買い物に出かけたり、外食を楽しんでいたアメリカに対し、日本では障害者は「隠す」「外に出さない」ことが普通だった時代もありました。しかし、ようやくこの日本でも社会の意識や仕組みが変わってきつつあります。障害者も健常者も同じ人間です。同じように社会に参加し、幸せに暮らす権利があります。私は、障害を抱える方ご自身が自信を持ち、自分らしく生き、社会で幸せなライフコースを歩めるよう支援を続けたいと思っています。
また、管理者としてはチームワーク、信頼関係を築ける事を大切にしたいです。スタッフ一人一人が余裕を持ち、笑顔で働ける環境を作っていきたいです。もっともっとスタッフ同士が情報共有や相談しあえるようになれば、利用者様の問題もスピーディに解決できるはずです。スタッフ同士で励まし合ったり助け合ったりできる、より良い職場づくりを進めていきたいと考えています。

真面目で協調性のあるスタッフの一員になってください。

この仕事でもっとも大切なのは、一人ではできないということを理解することです。利用者様の問題を一人で抱え込まず、どんな小さなことでも報告、連絡、相談をすることが、その利用者様のためになるのです。
福祉のお仕事は、チームプレイと信頼関係です。薫化舎ハイブリッドクラブにこれからご応募いただく方に求めるのは、技術や知識の豊富さではなく、まず仲間と共に学び、利用者さま個々の本当の困りごとは何かと考え行動、修正できる人。人の成長を喜べる方、誰かを笑顔にすることで自分も笑顔になれる方、ぜひ一緒に働きましょう。
SNSでシェア
X
Facebook
Hatena
Pocket
LINE

ヘルパーに関連する求人票を見る